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夜回り先生 水谷修氏 モーニングバードで体罰について語った [テレビ番組]

大阪の桜宮高校バスケ部顧問の体罰を苦に
生徒が自殺した悲しい事件がありました。

”夜回り先生”という別名で、現在は花園大学及び関西大学客員教授の水谷修氏が
モーニングバードに出演され、体罰について語っていました。

中高生の非行・薬物汚染・心の問題に関わり
生徒の更生と非行防止、薬物汚染の拡大予防のための活動を行っている水谷修氏。
深夜の繁華街のパトロールを通して多くの若者たちとふれあい
「夜回り先生」と呼ばれるようになったそうです。

1998年の「ドラッグ世代...第五次薬物汚染期の若者たち」から始まり
2012年「夜回り先生 いじめを断つ」まで30冊以上の執筆活動もされてます。

背景にあった『体罰』。今回の事件について
「体罰とは本来、(危険なことや)生徒が問題行動を起こした時に抑止するためであり、
今回は”失敗”した事に対して行っている。それは虐待・暴行である」
と述べていました。

テレビのスタジオ内には
MCの羽鳥慎一さん、赤江珠緒さんの他に
ゲストコメンテーターの
石原良純さん、前田典子さん、青木理さんがいました。

番組で調査した独自アンケートの回答で
『体罰は容認されるか?』との問いに
「体罰も場合によっては良い」との回答が多かったことに対して
石原良純さんが
「振り返れば「あの時体罰があったからこそ良くなったのだ」という場合もありますよね」
とコメントしました。

水谷氏は一蹴します。
「『叩かれたことはあっても、今思えば良かった。
(だから多少の体罰は仕方ない・・・)』は、勝ち組の論理」。
その陰で、体罰によって引きこもったり、人間不信になる人が居る。
そういう人は街の声には絶対表れない」。
「100人の内、99人が生き残っても、
1人でも死(これは社会的な死を含む)があったら教育として大失敗」。

また「今回の体罰の背景(何故チームが強くなければならないか)について
チームの勝利が顧問の名誉だったりと自分のためにやっている事だ」と。


番組を見ながら
私自身も「多少の体罰は仕方ないのかな?」と思っていましたが
そんな心が蔓延する事で
「体罰」が横行しても異常視されない風土が作られていくんだなと思いました。

まるでいじめ問題と同じ危機ですね。


水谷氏は講演活動もされているので、ぜひ拝聴してみたいです。


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