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サワコの朝 北野たけし ネタバレ(1) [サワコの朝]

実はこの番組、めでたく100回を迎える事になりました。
皆様のおかげでございます。
100回を記念して、こんな方が来て下さる事になりました。
これ、奇跡です。ハイ。
ビートたけしさんです。

たけし「朝からすごい。朝の伝道師みたいな・・・」
「阿川さんとの共演話を聞いた時『話す事ねーよ』って言ったんだけど」
阿川「そう言われたんですけど、たけしさんと深く話したことないんですよ。」
たけし「そうですか??あ、ゴルフの愚痴と、政治的な番組やって出ている議員の悪口と、そのくらいですかね。」
阿川「今日は愚痴でもコマネチでも何でも宜しくお願いします」

(ナレーション)
今日のゲストは、ビートたけしさん。
1947年生まれ(66歳)東京都出身。
1974年ツービートを結成。漫才ブームを牽引しました。
その後映画監督として才能を発揮。今や「世界のキタノ」と呼ばれるまでに。
今日はそんなたけしさんとサワコが本音で語り合います。

噂に聞くところによると最近奥様と本当に仲良くていらっしゃると伺ってますが・・・
え?とんでもないですよ。
カミさんと週に一回食事してるんだけど、それが辛くてしょうがないんですよ。(笑い)
それを私「営業」と呼んでますから。
ずーっと文句言われて、それで小遣いもらう訳ですから。
逆に食事が終わってカミさんと「じゃあな」って別れた時のこの開放感。
これはスゴイです。初めてタヒチの海に行ったような・・・

記憶の中で今もきらめく曲
マギー・メイ(1971年)
歌:ロッド・スチュワート
俺ね、ロッド・スチュワートがスゴイ好きで、その中でもマギー・メイという曲があって
詩を聞いたら結構身につまされるような・・

身につまされる?
うん。ちょっと好きになった女の子が、すごい勝手だし、何でお前にばっかり騙されるんだ、みたいな感じ。

たけしさんにもそういうことがあったんですか?
まぁまぁ。大学の時にね。
そんなに詳しく言ったらしょうがないけれども(笑い)
そんなような時もあったなぁと。

歌詞の和訳はこちら

ハッハッハ。ちょっとかわいそうでしょ?
騙され放題って感じでしょ?

こんな歌歌ってたんですね。
この曲は出だしがアコースティックで良いんですよ。

この歌に出会われたのはいつ頃なんですか?
浅草、漫才師になったくらいの頃に、友達が「この曲が一番好きだ」って言うからアルバム買った。

ある意味カッコイイ男ではなくて、女に振り回される男の曲。 でも、ここ最近の流行りの日本の歌って、「大丈夫」とか・・・
そう。おれ、大嫌いでさ。そういう歌はさ。
「君を独りにしない」とか「僕が居るんだ」とか、大きなお世話だバカヤロウ。
お前なんかできるわけないじゃないか、みたいな。
こっち(マギー・メイ)の方が本音。
浅草でストリップ劇場にいたからかなぁ?

浅草っていう所は、やっぱり女の人がしっかり・強い?
俺がいた時は、ストリップのお姉さんが中にいるコメディアンの面倒を見るってのが
だいたい常識なんですよ。
だから自分が入った時も、姉さんがいてお昼なんか3人ぐらいがさ出前とってくれるの。
「たけちゃん。食べな」って言って。
「たけちゃん。私もとったよ。」なんて、3人分食わなきゃいけないよって、たまんない。
「私の食えないわけ?」なんて言われちゃったりして。
だけど、お金はかからなかった。
そして、そのうち踊り子さんが「たけちゃん、一緒に暮らそうか」って言うわけ。
でもそれは、俺が売れたら一緒になんなきゃいけない。
ま、売れなくても一緒になるんだけど。
それでちょっと・・・なぁ・・・と思って。

基本的にたけしさんは、どっちかというと「男の人がしっかりして女性を守るんだ」という精神の方かと思ってたんですけど
いやー、それは理想であって・・・。
自分で言うのもなんですけど「異常なマザコンで」ふっふっふ。
だから北野さきさんという人がいて。
遠足行くのに、俺の母ちゃんだけ隣に座ってんの。
心配で?
この子吐きやすいから、とか言って。
丈夫なんだよ。悪いことばっかりしてるのに、ダメなの。
とにかくおふくろの目が光ってるの。

いつごろたけしさんはそのお母さんめんどくさいなぁと思いながら自分はマザコンだなと思われたんですか?
結局、彼女やカミさんもなんだけど、カミさんも入ってるってのも変だけど(笑い)
みんな同じタイプ。
「彼女」であり「お母さん」である、の。
「なにやってんの、アンタ。早く食べなよ、きったねーズボン履いて。これ買ってきたから履いてな」みたいな。

いまだに?
いまだに、って言うと問題あるかも知れないけど・・・そういう時期もありましたよ、と。

いまだにたけしさんは浅草というものがお好き?
結局あの時代はね、売れなくても浅草の芸人で死ねばいい、というロマンがあったの。
浅草の芸人として酒飲んでそこで売れなくても芸をやりながら少ないお金だけど漫才師だったってことで死んでいけたの。だから浅草に行ってた。

浅草芸人って何が特別に?
浅草ってのは町自体がね、芸人を育てるようであって今はあまりないけど
煮込み屋さんなんかパッと覗くと店のオヤジが「おーたけちゃん。金ねーのか?」といって「うん」っていうと周りのお客とかが「おいでおいで、飲みな飲みな」って座らせんの。
そういう時代だったの。
「お前、昨日漫才見たけどつまんねーよ。」といったりさ、良い時は「昨日良かったねー。これ、ウチから一杯」とかさ。
今度は出世したらさ、行かなかったら「あいつ来ねえ」とかいって大変になるから。
だから二ヶ月に1度くらいは行くようにはしてる。

今の浅草にも芸人(若手)がいて、お店行くと金取らないわけ。
「お金いらないよ、たけちゃんからもらうから」って。俺が払うことになってさ。
浅草に行くたんびに、何十万か置かなきゃならんからさ。もうやんなっちゃう。(笑い)

サワコの朝 北野たけし ネタバレ(2)へ続く



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